指導者としての経験もとても豊富です。森下にはシーズン中に直接指導しましたが、今だけではなく、将来まで考えての行動でしょう。阪神の若手選手はこれまで以上に謙虚になって、その教えに耳を傾ければ必ず大きな財産になります。
阪神の試合をテレビで見られないときはYoutubeで誰が打ったかとか、試合の内容も含め、全試合チェックしています。去年はみんな頑張ったから給料も上がっているし、勝ち癖もついた。今季はさらにチームの勢いが増していくと期待していましたが、ずいぶん苦戦しています。
近本を4番で打たせたり、佐藤輝、大山に加え、ノイジーも2軍で調整させ、やりくりをしている。すごく苦しい戦いをしていて、気の毒に思っています。ただ、シーズンの後半戦を見据えているからこそ、もう一度鍛え直せという考えでしょう。選手はコンディションを整えて責任を果たし、チームを引っ張る岡田監督にはもっともっと勝利数を増やしてほしい。応援しています。(元早大野球部監督)
■石山 建一(いしやま・けんいち)1942(昭和17年)年9月6日生まれ、81歳。静岡県出身。静岡高、早大、日本石油(現ENEOS)で主に遊撃手としてプレー。74-78年は早大監督、79-94年はプリンスホテル監督として全日本大学選手権、都市対抗などで優勝。数多くの選手をプロに送り出し、95-99年は巨人で編成部長などを務めた。右投げ右打ち。