試合を観戦する阪神・門別啓人投手の父・竜也さんと母・実保さん (オープン戦、日本ハム3-2阪神、2日、札幌D)4回1失点と好投した阪神・門別啓人投手(19)の父・竜也さん(40)と母・実保さん(42)が札幌ドームのスタンドで凱旋登板を見守った。愛息の雄姿を緊張の面持ちで見守り、堂々としたたたずまいに成長を感じ取った。
タテジマに袖を通し、札幌ドームのマウンドに戻ってきた息子に緊張が収まらなかった。投球を見守った実保さんは「手の震えが止まらない」と明かし、竜也さんは「お酒を飲まないと見ていられなかった」と笑った。
昨季のプロ初登板では北海道から試合が行われる広島まで駆けつけるなど、雄姿を間近で見守ってきた。今回は小学6年時のファイターズジュニア時代以来となる札幌ドームでの投球となった。登板前に連絡を送った実保さんは「『頑張って』と送って『はーい』としか返ってきていない」と普段と変わらない様子に苦笑い。それでもマウンドで堂々と打者を手玉に取る姿に成長を感じ取った。
「あそこで飄々と投げているのがすごい。落ち着いていました。(高校時代と)全然変わった」
投げるたびに高い評価を受け、目まぐるしく立場は変わっていく。そんな中で実保さんは「ほめられすぎて不安になる。すごくありがたいんですけど、とにかくけがなくやってほしいだけです」とエールを送った。