サッカー日本代表DFの板倉滉(26)=ボルシアMG=が6日、所属チームに合流し、温かく迎えられている様子がチーム公式X(旧ツイッター)の動画でアップされた。
サッカー日本代表は、3日のアジア杯準々決勝でイランに1-2と逆転負けを喫し、ベスト4入りを逃した。板倉はフル出場を果たしたが、延長戦突入目前のアディショナルタイムに、自陣ゴール前での空中戦のこぼれ球をセンターバックとしてコンビを組んだDF冨安健洋(25)=アーセナル=と譲り合い、相手DFカナニに拾われた。すぐに足を出したものの転倒させてしまい、PKを献上。決勝点を奪われた。板倉は試合後に「申し訳ない。敗因は自分。(ファウルの場面は)後ろから来た選手を見ていなかった視野の狭さ。状況把握はしっかりしないといけなかった」と悔やんだ。
伏線は試合序盤にあった。前半24分に自陣の右サイドで突破を図ったイランの速攻に板倉はファウルで止めるしかなく、イエローカードが出された。2枚目をもらうと自動的にレッドカード処分となるだけに、その後は守備面でいつもの気迫あふれるプレーが影を潜め、やや消極的なプレーが目立った。後半18分にはイランの縦パス1本の攻撃にスライディングで突っ込み軽くいなされると、もう1人も抜かれて決定的なピンチを招くシーンもあった。
SNSなどでサポーターらの怒りの矛先が自身に向けられるなど〝戦犯〟扱いされて苦境に立たされた。体調が心配されたが、所属チームに合流される映像ではチームメートから花道をつくって出迎えられ、練習中も落胆した様子も感じさない動きを披露。同日自身のインスタグラムを更新し、「アジア杯応援ありがとうございました。向き合います」と感謝しつつ、気持ちの切り替えをアピールしていた。