7回無失点の快投を見せた西勇。青柳、才木と並ぶ8勝目をつかんだ(撮影・松永渉平) (セ・リーグ、阪神2-0ヤクルト、24回戦、阪神17勝6敗1分、26日、甲子園)万雷の拍手が全身を包み込み、充実感が心を満たしていく。積み上げてきたゼロの数が復活の証だ。中13日で登板した阪神・西勇は17回連続無失点で今季の最終登板を終え、ポストシーズンに向けて最高の形で締めくくった。
「大山が打ってくれて、最後に(岩崎)優が抑えてくれたおかげで勝ちがついてますので、みんなの勝利です!」
7月の再調整期間に2軍でバッテリーを組んだ長坂と呼吸を合わせ、五回まで無安打投球。六回2死で塩見に右中間に運ばれて初安打を許したが集中は途切れなかった。「とにかく(岩崎)優にいいバトンを渡せるように、そればかり考えてた」。七回も走者を出しながらも無失点で攻撃を終わらせ、7回2安打無失点で8勝目をつかんだ。
5日の中日戦(バンテリンドーム)の七回、完封星を挙げた前回12日の巨人戦(甲子園)と合わせて17イニング連続無失点でフィニッシュ。岡田監督は「こないだも良かったけど、今日も良かったよなあ。(六回に)1本出たんでね。代えやすかったですね」と冗談交じりに笑った。