試合前、明るい表情で練習を行う森下。必ずはい上がり、てっぺんに立つ!(撮影・水島啓輔) (セ・リーグ、ヤクルトー阪神=降雨中止、23回戦、22日、神宮)阪神は22日、ヤクルト戦(神宮)が雨天のため中止となった。試合開始を30分遅らせて天候の回復を待つ形となりスターティングメンバー発表も行われたが、森下翔太外野手(23)は〝2試合連続〟でスタメン落ちした。21打席連続無安打中で、内角攻めなど悩みはあるが下を向かずに試行錯誤を続ける。「てっぺん」に立つため、逆襲への思いを激白した。
神宮の杜に響いたスタメン発表で、森下の名前はコールされなかった。雨天中止になったとはいえ実質〝2試合連続〟のベンチスタート。それでも、ルーキーは力強く前を向いた。
「(試合に)出たときに打てばいい話なので。(スタメン落ちは)特に気にしていないですね」
14日のリーグ優勝直後から結果が出ず、21日の巨人戦(甲子園)では8月19日のDeNA戦(横浜)以来のスタメン落ちとなった。代打で出場するも二ゴロに倒れ、連続打席無安打は「21」に。今まさに、暗闇をさまよっているところだ。
悩みがないと言えばうそになる。ただ、この先の戦いでも自身が中心となるイメージはくっきりと描けている。この日、11月23日に大阪と兵庫でオリックスと同日の優勝パレードが開催されることが正式発表されると、森下は「たくさんのファンの人に見てもらえる機会」と胸を躍らせた。そして、最高の報告をしたいという決意が口をついてあふれ出た。「やるからにはてっぺんを目指さないといけない」。てっぺんへ導くために-。この大物ルーキーは今回の試練も必ず乗り越える。