阪神・岡田彰布監督と長男・岡田陽集さん(2023年8月27日撮影) (セ・リーグ、阪神4ー3巨人、23回戦、阪神17勝5敗1分、14日、甲子園)偉大な父、そして、じいじ-。阪神・岡田彰布監督(65)の長男・陽集(ようしゅう)さん(38)と2人のお孫さんがお祝いメッセージを寄せた。グラウンドを離れた将は温かい家庭人。好々爺としての役割もしっかり果たした。
就任1年目で優勝するなんて…。驚きとともに父の偉大さを再認識しました。
仕事の関係で私はインドネシアのジャカルタに駐在しており、インターネットを通じて胴上げを見させてもらいました。
8月27日に妻と子供2人で東京ドームでの巨人戦を観戦し、その後、父と食事をしました。前回優勝したときの2005年、私は大学生。最大13ゲーム差をひっくり返されて優勝を逃した08年は社会人になって東京にいました。あれから15年。悔しい思いは近くで見ていました。父の喜びは格別でしょうね。
よく「どんなお父さんか」と聞かれます。私には優しかったし、怒られた記憶はあまりないんです。でも、新聞などで選手に「普通にしたらええんよ!」と言っているのを見ると、僕も小さいときによく言われたなぁと。受験のときに「いい点を取ろうと思うから本番で緊張する。いつも通りでええんよ」と。ただ、合格するために「しっかり準備しろ」とよく言われました。今も、この言葉は、仕事にも役に立っています。
あまり口には出さないのですが、先のことをいろいろ考えているという印象が強いですね。昨年からはジグソーパズルに夢中になっています。(西宮市の)実家に帰ると完成したパズルがいくつかあって…。簡単なものは、よく息子(孫)のために…と送られてくるんですよ。将棋はよくやっていますし、クロスワードパズルもはまっている。とにかく頭を使ったことをやるのが好き。それが野球の戦術につながっているかもしれませんね。
今、僕が気にしているのは健康面ですかね。体調が理由で辞任された星野仙一さんが阪神の監督に就任されたのは54歳。今の父は10歳ほど上ですから。そこは母(陽子さん)がいるから大丈夫だと思うし、性格は昔に比べると丸くなったかなぁと(笑)。なによりも孫の存在が大きいですね。すごくかわいがってくれて。昨年、僕の息子2人をつれてユニバーサル・スタジオ・ジャパンに行ったとき(人気アトラクションの)「マリオカート」に乗るために2時間、順番待ちをしていたのもいい思い出です。
次の目標は1985年以来の日本一ですね。僕も家族全員でV旅行に行けたら良いなと思っています。
■岡田 陽集(おかだ・ようしゅう) 1985(昭和60)年7月15日生まれ、38歳。阪大卒。2008年に商社に入社。家族は夫人、小学3年生、1年生の2男。ジャカルタ在住。
◆小学3年生のお孫さん 「じいじへゆうしょうおめでとう。今年になってからタイガースのしあいをよく見るようになって、はじめて甲子園にも行って、サヨナラ勝ちの試合も見られました。じいじが、かんとくをやっているのはふしぎな感じですが、しあいを見るのが楽しみです。毎日、テレビの前でおうえんしているので、チャンスマーチの曲もピアノでひけるようになったよ。これから日本一をめざしてがんばってください」
◆小学1年生のお孫さん 「じいじへゆうしょうおめでとう。今年からやきゅうを見たり、やるのが楽しくなって、グローブもかってくれてありがとう。東京ドームのあとにごはん食べられたのがうれしかったよ。毎日、タイガースのせんしゅのうち方やなげ方のマネをしながら、おうえんしてます。また、キャッチボールするのを楽しみにしてるね」