三回、佐藤輝の適時打で生還する森下(撮影・宮沢宗士郎) (セ・リーグ、中日2ー5阪神、17回戦、阪神11勝7敗、3日、バンテリンD)阪神・森下翔太外野手(22)が走った。次の塁だけを狙い、がむしゃらに突き進んだ。必死に右足をホームベースに伸ばすと、白煙が上がる。土にまみれながら先制のホームインを決め、チームに闘魂を注入した。
「(本塁に)いくつもりではいた。サードコーチも腕を回していたので思い切って行った」
三回2死、同じ2023年ドラフト1位入団の仲地の外角の直球を引っ張った。全力疾走で一塁を駆け抜け、内野安打をもぎ取った。
森下のハッスルは終わらない。その後、一、二塁とチャンスが広がった場面で佐藤輝の右前打で二塁から本塁を狙った。「2アウトだったので打った瞬間、いった」。右翼手・川越からの好返球を受けた捕手・宇佐見にタッチされる前に、生還。際どいタイミングに中日ベンチはリクエストを要求したが、判定は覆らず、得点を記録した。
「リクエストがあったので(判定が)どっちかなと思ったけど、点が入ってよかった。点に絡めてよかった」