世界反ドーピング機関(WADA)は14日、オンラインで記者会見し、4年間の資格停止処分などを求めてスポーツ仲裁裁判所(CAS)に提訴したフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ(ロシア)のドーピング問題について年内の決着を期待した。ニグリ事務総長は「年末までに結論が出ることを楽観視している」と述べた。
WADAは昨年の北京冬季五輪で問題が発覚したワリエワに関し、調査したロシア反ドーピング機関(RUSADA)が「過失はない」と判断したことを不服として訴えている。国際オリンピック委員会(IOC)がウクライナに侵攻したロシア勢の復帰を「中立」などの条件付きで検討していることに賛否両論が出ているが、WADAのバンカ委員長は反ドーピングの観点から「一般論として、(ロシアの)信頼度はとても低い」と厳しく指摘した。(共同)