2019年11月11日、プレミア12のオーストラリア戦で中前打を放つ吉田 2023年3月に開催される第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で米大リーグ、レッドソックスの吉田正尚外野手(29)の日本代表メンバー入りが濃厚になったことが30日、関係者の話で分かった。オリックスからポスティングシステムを利用し、5年総額9000万ドル(約119億円)での入団が決まったが、メジャー移籍1年目の選手のWBC参加は異例。歴代最強の侍ジャパンが3大会ぶりの世界一奪還に挑む。
日本屈指の強打者がWBCに初参加する見通しとなった。球界関係者によると、メジャーリーガーになった吉田の招集が決定的になった。
「個人の夢は一番大事にしないといけない。その中で可能性があるのか。個人の夢を邪魔したり、壊したりするのは絶対に駄目」
日本代表の栗山監督は今月10日、吉田や千賀(メッツ)の代表入りについて慎重に言及し、本人の意向や状況を優先する方針を明かしていた。しかしながら2020、21年の首位打者、21、22年の最高出塁率選手の招集は念願で、追い風となる。
現状、吉田は23年2月20日頃に予定されるレッドソックスの野手組キャンプインでフロリダ州フォートマイヤーズ入り。同17日からスタートする日本代表の強化合宿(サンマリン宮崎ほか)には遅れて合流する見込みで、強化試合を含めて日本ラウンドから参戦できるよう関係各所と調整中だ。