「サラリーマンナイトフィーバー」上演会見の錦織一清=大阪市中央区(撮影・榎本雅弘)
「サラリーマンナイトフィーバー」上演会見の錦織一清=大阪市中央区(撮影・榎本雅弘)
「サラリーマンナイトフィーバー」上演会見の錦織一清=大阪市中央区(撮影・榎本雅弘)
「サラリーマンナイトフィーバー」上演会見の錦織一清=大阪市中央区(撮影・榎本雅弘)
「サラリーマンナイトフィーバー」上演会見の錦織一清=大阪市中央区(撮影・榎本雅弘)
「サラリーマンナイトフィーバー」上演会見の錦織一清=大阪市中央区(撮影・榎本雅弘)
「サラリーマンナイトフィーバー」上演会見の錦織一清=大阪市中央区(撮影・榎本雅弘)
大阪市中央区の御堂筋沿いにある金龍ラーメン。大阪松竹座に向かう錦織一清がタクシーを降りる定点地点だとか(撮影・大澤謙一郎) ギャラリーページで見る少年隊のリーダーとして一世を風靡した俳優で演出家の錦織一清(57)がこのほど、大阪市内で作・演出も兼ねて出演する舞台「サラリーマンナイトフィーバー」(10月28~30日、大阪松竹座)の取材会を行った。2020年、21年の上演からキャストを一新し、8月から全国6カ所を巡る構想20年の思い入れあるツアーの大千秋楽公演。「いいゴールが切れるな」と意気込んでいる。
「新大阪からタクシーに乗って気がつくと(松竹座最寄りの)金龍ラーメンの前。第2の故郷は絶対的に大阪です」。東京都江戸川区出身のニッキが松竹座での公演を前に熱く語り尽くした。
舞台はしがないサラリーマンが一人娘の願いをかなえるべく奔走する痛快人情コメディー。一昨年の初演から好評を博し、8月の宮城・仙台から始まった3度目の上演となる今回は、自らも17年の「おんなの家」(東京・明治座)以来5年ぶりに出演している。
これまで仙台、愛知、石川、埼玉、福岡での公演を終え「地方を回ってきて、アメリカ(のショービジネス)で言うところのトライアウト。脂がのってきたなってときに松竹座ですからね。僕も(俳優として)出させていただいたこともあるし、思い入れのある劇場。いいゴールが切れる」と手応え。
もともとは20年以上前、有楽町で出ていた舞台を見に来た友人に「俺たちに関係ある作品だったら、男でも気やすく劇場に足を踏み入れられる」と言われたのがキッカケ。「クールビズとかありながらも、満員電車に揺られ、炎天下のスクランブル交差点をスーツ姿で大変な思いをしてるサラリーマンを主人公にしたら」と着想を得た。
買ってほしいものを言い出せない名門私立女子高に通う娘の願いを主人公はかなえられるのか。観劇した少年隊の盟友、植草克秀(56)からは「娘とかいないのに、よく親の気持ちとか分かるな」と声を掛けられたという。
「ガラにもなくほめてくれた」というシングルのニッキは「お前は結婚ばっかしてるからな」と、再婚のカッちゃんにツッコミ。「お父さんを主人公にしたのは、家族を食べさせるために汗水かいて家に帰ってきたのに(消臭剤を)シュッシュってやられてる。そこにエールを送りたくなってしまった」からと明かした。
自ら書いた脚本の中で「好きなセリフ」を問われ、笑福亭銀瓶(54)が演じるホームレスの一言をあげた。
「スーツを着てることこそがヒーローだ。スーツが戦闘服だからな」。ヒーローショーのスーツアクターにあこがれていた主人公に、たまたま出会ったホームレスが諭すワンシーン。「自分で書いてて、まさにそうだよなって。本心を言わせてもらえば、自分がやりたかった」。ホームレスの金言にスーパーアイドルが託した、スーパーサラリーマンへのエール。道頓堀に舞い降りる錦織マジックが楽しみだ。