初々しい愛らしさにファンが急増しそうな吉村。「おばけずかん」が実在したら?と聞くと「記憶力アップをお願いしたい」とはにかんだ=東京・文京区(撮影・加藤圭祐)
ギャラリーページで見る子供も大人も楽しめる夏休み映画の決定版「ゴーストブック おばけずかん」(山崎貴監督)が、22日に公開される。女優、新垣結衣(34)が小学校教師役で4年ぶりに映画復帰するのも話題だが、ヒロインはなんと演技初体験で生徒役を演じた女優、吉村文香(あやか、14)。メディアで初めて本紙の取材に応じた新星は「新垣さんから現場でお芝居のコツを教えていただきました」と感謝した。
色白で潤んだ大きな瞳が魅力の吉村が、大器の片りんをうかがわせた。
原作は小学生に人気の童話「おばけずかん」シリーズで、吉村ら主人公の小学生4人がどんな願いもかなう「おばけずかん」を手に入れ、数々のおばけが住む異世界に迷い込むファンタジー。新垣演じる新任教師と共に大冒険をしながら、ある大事な目的のために力を合わせる姿が描かれる。
吉村は小学生役を決める約500人のオーディションから紅一点、選ばれた。今回が初演技で「表情や動きに『こうしておけばよかった』と後悔もある。自己採点は20点」と反省する一方、「新垣さんはじめ共演した皆さんの素晴らしい演技やCGのおかげで、作品は100点満点になったと思います」と笑顔も見せた。
兵庫県在住の中学3年。小5のとき、東京・原宿で3学年下の妹らと歩いているとき現所属事務所にスカウトされた。おっとりとした話し方に清潔感があふれる。得意科目は理科で「大学にも行きたい」。先日までバスケットボール部に所属、妹と空手道場にも通う文武両道タイプだ。
目標の女優は、今回の演技で悩んでいたとき「家族のことを思い浮かべると、役柄に感情移入できるよ」などと多くのことを教えてくれた他ならぬガッキーだ。「新垣さんはみんなのことを見守ってくださった。こんな女性になりたいと思う存在です」とうなずいた。
「私は普段あまりしゃべらないし性格は地味。でも、今回のヒロインと同じく負けず嫌い」と自己分析。伸びしろたっぷりの美少女は「学園ものの作品にも出たい」と控えめに抱負を明かした。
■吉村 文香(よしむら・あやか) 2008(平成20)年2月14日生まれ、14歳。兵庫県出身。小学5年のときにスカウトされ、芸能界入り。所属事務所のレッスンで演技を習うも、学業を優先していたため今作が初演技。芸能活動について、「母からは『好きなことをやっているのだから、後悔のないよう一生懸命やりなさい』と言われています」という。身長165センチ。