阪神・梅野隆太郎捕手(30)が15日、沖縄県内でのグラウンドで行っている合同自主トレを公開し、オンライン取材に応じた。昨季の課題だった打撃に練習時間を割くために今回新たに打撃マシンを購入。1月という早い時期から振りこんで、プロ9年目は一年間を通してレギュラーを守ることを目指す。
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最高気温19度の沖縄。気候に恵まれた中で、30歳になった梅野はじっくり調整―ではなく、しっかりバットを振り込み、打力向上を誓った。
「打撃の面で数多く打つようにしています。マシンを今年購入して、みんなで数多く打てるような環境をつくってやっている。調整段階の中で、いろいろなことを試しながら、数多く、できる範囲でやっていきたい」
昨季は打率・225と奮わず。特に優勝争いの佳境だった9、10月は同・140と苦しみ、スタメンマスクを坂本に譲る試合も多かった。今季はもっと打ち、一年間通してレギュラーの座を守る。そのため、ゆっくりはしていられなかった。
自主トレの段階からより多くの時間を打撃練習に割くため、大山とともに打撃マシンを購入。100万円以上するとみられ、安い買い物ではないが、打力アップ、シーズンを通じて活躍できる体を作っていくために〝投資〟を惜しまなかった。
バットを振るだけではない。「守備面でデータを見ることが多かった」とこれまでは捕手としての視点が中心だったが、打撃の映像も細かいところまで確認して、フォームも見つめなおしている。「自分の動きを動作解析の中でできるので。細かいところを打撃面でも振り返りながら、自己分析も含めて、結果につなげれるようにやっていきたい」。頭で考え、練習で試行錯誤を繰り返す。今年は打撃でもチームを引っ張っていく。
「目指すものは優勝しかないので、1位を目指してやりたい。ドシッとした構えで捕手としてやっていき、最後はみんなで、優勝して笑えるシーズンにしていけたら」
昨季に国内FA権を取得も、行使せずに残留を選んだ。虎の扇の要として、頂点へ導くことを目指す。(菊地峻太朗)