皆さま、明けましておめでとうございます。いよいよ、我らの?寅年のスタートです。今年こそ、阪神の17年ぶりリーグ優勝あるのみ!です。もっとも、「戌年」や「子年」、「辰年」でも、思いは一緒なのですが…。ところで手元に学生時代の友人からの1通の年賀状がある。岩手県出身で卒業後は故郷に帰って就職した親友は大の阪神ファンだ。巨人相手に熱投を見せた小林繁の鬼気迫る姿を見て、一瞬にしてトリコになったのが高校1年生。大阪出身というだけで私に親近感を覚えてくれた。このコラムの熱心な〝読者〟の一人が送ってきた便りには、こう書いてあった。
「いつも楽しく読ませてもらっています。なるほどと思わせる部分も多いけど、でも、はっきり言って、視点が厳しすぎる。文句ばかり言わないで、もっとファンが喜ぶようなコラムを書いてくれよ。お願いします」
正月からいきなり、これだ。また山口県の友人はLINEでこう記してきた。「日曜日に負けて、暗い気持ちで月曜日を迎えて、お前のコラムを読んで、また暗くなる。この気持ちがわかるか? 明るい話題を書いてくれ」。彼らは昔から私のことを同じ阪神ファンの〝同志〟だと勝手に思っている。還暦間近になっても、厄介なことに学生時代の思いは全く変わっていないらしい。別に書きたくて書いているわけじゃない。あまりにも…だから、素直に書いているだけなのに。それじゃあというわけではないが、阪神が優勝する条件を考えてみた。
①まずは守護神問題 2年連続でセーブ王に輝いたスアレスの穴をどう埋めるか。最終回をどう乗り切るか。球団はストッパー候補としてカイル・ケラー投手を獲得したが、いかんせん未知数。そもそも、2月のキャンプイン前に来日できるかも不透明な状況だ。
球団側は今年もまた、助っ人8人制で臨む方針を明言している。現在は7人。「最後の男」について、嶌村球団本部長は昨年12月28日の仕事納めで「1月に獲りにいくという考え方はない。状況を見ながら念頭に置く」と発言した。つまり開幕に合わせる考えはなく、柔軟に取り組んでいくわけで、もしケラーが守護神に適していないと判断すれば、ストッパーの緊急補強もありうる状況。「ジョーカー」を手中に収めながらの開幕となる方向だ。
阪神・佐藤輝②次はもちろん打線問題 4番を誰にするのか?には個人的にはあまり興味はない。佐藤輝をどう指導するか。これに尽きると思っている。例の「4スタンス理論」で安定感が増すのか。誰が責任を持って、どうやって導くのか。藤浪がルーキーから勝ち星を稼いだ時、「今後10年間は安泰だ」と誰もが思った。新人王に輝いた高山の時もしかり。金の卵を育てられない問題が、横たわっている。昔と違って、ここ数年のドラフト戦略は確かな眼力で大成功と言っていいと思う。それだけに、幹になる逸材をいかにして、一人前にするか。悪しき伝統を断ち切ってほしいと思う。