-―ヤクルト入団時、野村監督から姿勢が大事だと教わった
「僕の基盤になっているのは野村監督に教わったこと。捕手論とか人を教育していくとかは、すごく言われた。僕らもそうやってきているし、今の時代とは言うけど、やってきたものは間違いではないと思う。それをうまく伝えていけたらいい」
―-プロ1、2年目に具体的に意識していたことは
「野村監督はミーティングがすごく長いことで有名だと、みんなも知っていると思うけど。でも野球の技術のことをミーティングしたかと言ったらそうじゃなくて、社会人としてどうあるべきか、そういうことをふまえて、野球に対してどういう風に取り組んでいくか、どういう姿勢でやっていくか、そういったことがメインだった」
(続けて)
「いろんなことをミーティングされましたけど、基礎というか基本的なところをたたき込まれて。だから、野村監督の教え子が監督になっている、コーチになっているとかって、そういうことを教わった部分なのかなと思います」
--指導する上で最も大切にしていることは
「選手としっかり会話すること。なんでそのボールを投げたんだ、じゃなくてね。なんでそのボールを投げて、その意図はなんなの? というところが大事。配球は難しいところ。選手との対話を大事にしたい」
■野村 克則(のむら・かつのり) 1973(昭和48)年7月23日生まれ、48歳。東京都出身。堀越高から明大を経て、96年ドラフト3位でヤクルトに入団。阪神、巨人、楽天でプレーし、2006年引退。通算成績は222試合出場、打率・185、4本塁打、17打点。引退後は楽天や巨人、ヤクルトでコーチを歴任。今季は楽天の育成捕手コーチを務めた。178センチ、84キロ。右投げ右打ち。家族は夫人と1男1女。背番号「87」