阪神から引退勧告を受けた昨季は74試合の出場で打率・207、0本塁打、4打点とプロ最低の成績に終わり、現役続行を希望して退団。直接会談した松本球団本部長は「本人に会って戦力としても期待している、と。若手を引っ張っていただきたいという話もした」。井口監督も「当然、戦力としても考えている。内野は全部守ってもらいたい」と期待を口にした。応えるしかない。はい上がって、生きざまを1軍で見せつける。
「本当にうれしい。ロッテでまたプレーができることに、本人もホッとしたと思います」
★内野選手層薄く
当初、鳥谷が代理人を通じて出場機会の確保を求めていたため、若返りを目指すロッテは獲得に消極的になっていた。しかし、キャンプで遊撃・藤岡や二塁・中村奨がコンディション不良で別メニュー調整に。他の内野陣は平沢(22歳)、安田(20歳)、西巻(20歳)、D5位・福田光(法大、22歳)と若く、層の薄さが懸念されていた。鳥谷側が軟化したこととチーム事情が重なって、今回の入団につながった。松本球団本部長は「内野の補強を、厚みを増したいということが一つ」と説明した。