すると11本塁打と3、4月の好スタートはそのままに、5月も打率・283、11本塁打、23打点と好調を持続。本拠地では正午過ぎからグラウンドで汗を流していたところを1時間遅らせるなど工夫し「波がなくできている」とうなずく。
25本塁打、60打点はリーグトップ。1シーズンに換算すると、本塁打は2013年のバレンティン(ヤクルト)が記録した60本を上回る65本、打点も1950年の小鶴誠(松竹)がマークした161打点に肉薄する156打点ペース。いずれもプロ野球記録を狙える勢いを保っている。
昨季リーグ王者同士の3連戦に勝ち越し、チームは交流戦で上々のスタートを切った。「いい相手に勝ち越して勢いに乗っていける」。昨季かなわなかった日本シリーズ進出へ、山ちゃんはアーチを架け続ける。 (花里雄太)
★秋山先頭弾16連勝
今季初の1試合5本塁打と猛威を振るった「獅子おどし打線」。口火を切ったのは秋山だった。5月25日以来、通算18本目となる初回先頭打者本塁打を放ち「先頭打者として塁に出るという気持ちで打席に入った。しっかり捉えることができた」とうなずいた。先頭打者弾を放った試合は、これで1分けを挟んで16連勝中。外崎も六回に11号ソロを放ち「しっかりタイミングよく振れた結果だと思う」と拳を握った。
〔1〕西武の1試合5本塁打は今季初めてで、昨年7月31日のソフトバンク戦以来。交流戦で1試合5本塁打は球団最多タイで、2015年6月6日のDeNA戦以来4年ぶり5度目。
〔2〕秋山の初回先頭打者本塁打は5月25日の日本ハム戦以来、通算18本目。先頭打者弾を放った試合のチームの勝敗は16勝1敗1分けで、2本目の14年6月27日のソフトバンク戦から1分けを挟んで16連勝中。
〔3〕パ・リーグで先頭打者弾18本は阪急・福本豊の43本(プロ野球記録)を筆頭に、近鉄・平野光泰と並ぶ歴代6位。西武では石毛宏典の30本に次ぐ、松井稼頭央(ほかに楽天で8本)と並ぶ球団歴代2位。
〔4〕山川の1試合複数本塁打は5月15日のソフトバンク戦に次いで今季4度目、通算14度目。