ゴールデン・グラブ賞を初受賞した銀次。一塁手として堅実な守備を披露し続けた 楽天・銀次内野手(29)が、一塁手で「第46回三井ゴールデン・グラブ賞」に初選出された。プロ入り12年目での初受賞に「いつかは取りたいと思っていた賞なので、選んでいただき大変光栄です」と喜びを爆発させた。
オリックスとの開幕戦(3月31日、京セラドーム)は二塁で先発出場した。今季は一塁手として、112試合の守備機会に就き、失策はわずか4と安定していた。
「今年はファーストとセカンドを守り、守備に対してこれまで以上に意識を高く持っていたシーズンでした」
試合前の練習では、一塁と二塁用のグラブを持って守備練習を重ねてきた。天然芝のKoboパークは、人工芝の球場よりもゴロ処理が難しいとされる。「そのようなシーズンにいただけたことはすごくうれしいですし、自信になります」と胸を張った。
名手の藤田は「銀次はショートバウンドした送球を確実に取る。だから低めにさえ投げればアウトにしてくれる」。今季限りで退団した松井稼は、シーズン中から「パ・リーグの中で最も上手な一塁手だ」と銀次のゴールデン・グラブ賞の受賞を予言していた。
選手会長として、守備でも堅実にチームを支えてきた。銀次は「来年も受賞できるよう、しっかり守備を磨きたいと思います」と力を込めた。 (広岡浩二)