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オリ・奥浪、免停中に人身事故…無期限の謹慎処分 球団に免停の報告せず

昨年6月14日の阪神戦でプロ初安打を放った奥浪

 オリックスは23日、奥浪鏡内野手(21)が運転免許停止中の22日に大阪市内で乗用車を運転し、人身事故を起こしたと発表した。球団は奥浪が運転免許停止処分の報告の義務を怠った中、起きた事故を深刻に受け止め、無期限の謹慎処分を通告した。


 5月に入って急失速したチームに衝撃が走った。高卒プロ4年目の奥浪が免停中に人身事故を起こした。楽天戦の試合前に、長村球団本部長が報道陣に対応。厳しい表情で口を開いた。

 「日頃から注意喚起を厳しくしてきましたが、被害者の方には心よりおわび申し上げたい。また、すべてのプロ野球関係者、ファンの皆様にも多大なるご迷惑をおかけした。選手には違反した場合に報告を義務づけていたが、(奥浪は)それも怠っていた。プロ野球人の前に社会人としての常識。非常に残念です」

 球団によると、奥浪は22日午後7時30分ごろ、大阪市内で人身事故を起こした。乗用車を運転し、選手寮近くのコンビニエンスストアに向かう途中、左折する際に2人乗りのバイクに接触した。転倒した男女は軽傷という。

 大きな問題は奥浪が17日にスピード違反で30日間の運転免許停止処分を受けていたこと。球団は義務としている報告を受けておらず、把握できていなかった。事態を深刻に受け止め、無期限の謹慎処分とすることをこの日、本人に通告した。


 奥浪は2014年にドラフト6位で入団。昨季は15試合で打率・265、0本塁打、1打点。今季の1軍出場はなかった。長打力が持ち味で期待の選手の1人だった。長村本部長は今後について、「一切、野球の練習をさせません。外出なんかとんでもない。寮で手伝いなど奉仕活動をさせます」と説明した。

 奥浪は球団を通じ「自覚に欠けた軽率な行動により、被害者の方へ多大なご迷惑をおかけしたことを深くおわび申し上げます。ならびに、ファンの皆様、関係者の皆様をはじめ多くの皆様にご迷惑をおかけしておりますこと、重ねて深くおわび申し上げます」と謝罪した。球団は法令順守、交通事故などの防止に向け、管理、指導をさらに徹底していく方針だ。

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