4度目の出場となる浦和。会見に出席したFW武藤は「(鹿島は)勝負強さのあるチーム。一瞬の隙もみせない完璧なゲームをしないと勝てない」と気を引き締めた。
その会見に先立ち、チームは春一番が吹き荒れた、さいたま市内で試合前日恒例のミニゲームを行った。昨季の主力メンバーだったDF槙野、FW興梠、MF阿部、MF関根の4選手が控えに回り、代わってJ2湘南から加入したMF菊池らが起用された。DF槙野がこう断言した。
「今の浦和は、メンバーをシャッフルして誰が出場してもそつのない試合ができる」
練習前には約1時間、綿密なミーティングを敢行。就任6年目を迎えたペトロビッチ監督は、ターンオーバー(選手の入れ替え)で過密日程を乗り切る考えを選手に伝えた。
無理もない。2月1日の2次キャンプから無休のチームはゼロックス杯後、そのまま夜の便で豪州へ移動。中2日でアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)1次リーグの初戦を迎える。さらに中3日となる25日に横浜MとのJ1開幕戦を控える。新戦力の見極めと、けがの防止などから、ターンオーバー制は必要不可欠な戦術になる。