スタートから出遅れ、後方待機で終わってしまうのは、もうゴメン。勝負事は先手必勝が定石だ。最初からアクセルをふかす。2017年の捕手争いで、まずは梅野がロケットスタートを決めてみせる。
「(昨季は)出だしがよくなかった。今年はしっかりしたい。自分の準備をして争いに勝てるように、捕手として勝つことにこだわっていく。正捕手をとりにいきます」
南国に負けない熱さでかける思いを吐露した。昨季は正捕手筆頭候補に位置づけられながら、出場はわずか37試合。打撃も打率・135、0本塁打、4打点と落ち込んだ。なにより開幕捕手をベテラン岡崎に奪われて始まったシーズンだった。後手にまわった自分を悔いた。
今季の開幕、3月31日の広島戦(マツダ)のマスクに向けて、原口、坂本、岡崎らと火花を散らす。決して高くない前評判を春季キャンプ期間中に覆すつもりだ。
「(練習試合などで)もちろん結果は出したいし、自分の中で他人と違うところも出したい。頭を使ってトライしていきたい。キャンプはまだ失敗ができる。いろんなとこにトライしたいです」
金本監督、矢野作戦兼バッテリーコーチら使う側からすれば「決め手」がないと選べない。守り、二塁送球、打撃、インサイドワーク…と捕手の特長は様々だが、とにかくジャンルを限定せず、ガムシャラに取り組むつもりだ。