高山、北條、原口、岩貞、青柳らは鍛えまくっても音を上げなかった。大きな故障もなし。それどころか、スポンジのように技術を吸収し、基礎体力、筋力を強化していった。「シーズン中はもっと疲れるから」。長いシーズンに備え、疲労時のパフォーマンスもチェックしていく。
昨季は開幕後、守備などのミスが目立ち、6月26日の広島戦(マツダ)で俊介と中谷が外野守備で交錯してサヨナラ失策負けを喫し、球団内で「開幕までの実戦が少なかったのでは」という声もあがっていた。もう初心者マークでは許されない。それは2年目を迎え、結果が問われる金本監督も同じだ。
「基礎体力、基礎筋力がついた人間は今度、それをパフォーマンスに生かせるようなトレーニングというのをトレーナーと考えている。(昨春は)まずは強くしようというのが第一にあったから」
筋肉をつけ、フリー打撃でサク越えを連発しても、「H」がついてこなきゃ意味がない。結果も重視する。3月31日の開幕広島戦(マツダ)に向けて、「2・1」からふるいにかけていく。 (阿部祐亮)