今月15日、個人的に毎年受けている健康診断で医師のすすめで初めて胃カメラを飲んだところ、異常が見つかった。翌16日に再検査して、がんであることが判明した。
「言うか言わないか迷った。何も報告せずにキャンプを休み、帰ってきたときにやせていると、さまざまなことが出ると思った。ならば先に言った方がいいのかな…と」
来年1月上旬に広島市内の病院で腹腔鏡下(ふくくうきょうか)手術を受ける。初期段階とはいえ胃の半分を取り除く。全摘出の可能性もあるという。「40歳まで胃カメラを飲まないと僕は死んでいたと(医師から)言われた」。今は早期発見できたことを、前向きにとらえている。
ただ、不安がないわけではない。胃を摘出することが現役続行にどう影響するか。「生存率からすれば生きられるとは思う。野球を続けられる体になるのかという不安の方が大きい」と本音を吐露しつつ「(胃がんの手術をして)またプロの世界でやるのは珍しいと思う。いい前例を作れるようにしたい」と、復帰を誓った。(柏村翔)