午後、マツダスタジアムで突然、開かれた記者会見。スーツ姿で現れた赤松が、自身に初期段階の胃がんが発覚したことを公表した。不安を胸のうちに押し込めて気丈に振る舞ったが、驚きととまどいは隠せなかった。
「本当にショック。誰もが自分は(がんに)ならんだろうというのが絶対にある。自分は運動もしているし、規則正しい生活も送っている。こういうのが見つかるとは夢にも思っていなかった」
元虎戦士だ。2008年1月に広島から阪神にFA移籍した新井の人的補償として、広島へ。新天地で非凡な身体能力が開花し、2010年にはゴールデングラブ賞を獲得した。近年も俊足と強肩を生かし、代走や守備固めとして活躍。今季は89試合で打率・368、12盗塁で25年ぶりのリーグ制覇に貢献した。12月初めのV旅行にも家族と元気に参加していただけに本人も驚くしかない。