【(2)飛ばし放題へ自宅を練習場に】
「本当にボールを飛ばそうとするから、ボールがなくなる。だから、私もやれることをやってあげたいな、と。近所の人に迷惑になってもいけませんからね」
冬になれば、積雪する土地柄。車庫にも防球ネットを設置した。時間があればトスを上げるなど、練習を手伝った。中学時代には帰宅後、午前0時前まで付き合ったこともあった。
「結果が出ないときほど練習していました。共働きで、なかなかかまってあげられなかったので、できるときには。私も楽しかったですよ」
実家にいまも保管されている、100球以上の硬式球。ボロボロになったボールが努力のほどを物語っている。