野手陣は午前中にみっちりと走り込み、午後からはフリー打撃、ロングティー、素振りとひたすらスイングに没頭した。
キャンプ2日目ながら、厳しい練習で体重80キロだった立岡はすでに4キロ減の76キロ。「きついけど、やるしかない」と自分を奮い立たせた。前日5日には投手陣が早いテンポのボール回しを求められる「ケンカボール」に取り組み、今度は野手陣が腸腰筋を鍛え上げて総・高橋由伸化。18日の打ち上げまで、さまざまなメニューで体をいじめ抜く。 (桜木理)
★茂林寺(もりんじ)キャンプ 1リーグ時代の1936年9月、夏季大会で惨敗した藤本定義監督は群馬・館林市の茂林寺で緊急キャンプを敢行。炎天下に加え、小石混じりのグラウンドで1人200本ずつノックするなど、1週間にわたる猛練習で秋季リーグ優勝につなげた
★伊東キャンプ 5位に終わった79年に長嶋茂雄監督が静岡・伊東で茂林寺以来、43年ぶりとなる秋季キャンプを敢行。のちに主力となる若手を約3週間、ノックや走り込みで徹底的に鍛え上げ、現在も「地獄の伊東キャンプ」として語り継がれている