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燕・大引、大学とプロで2試合連続アーチ「打とうと思っていた」

10年越しの“2試合連続弾”。大引は、してやったりの表情だ (撮影・戸加里真司)

 明治神宮外苑創建90年記念奉納試合(5日、東京六大学選抜1-12ヤクルト、神宮)ヤクルトが東京六大学選抜に12-1で大勝した。ヤクルト・大引啓次内野手(32)は四回、左翼席へ3ラン。法大4年時に出場した2006年の80周年記念試合でも本塁打を放っており、2試合連続アーチとなった。


 雲一つない秋晴れの神宮。10年の時をまたぐ2試合連続アーチが放たれた。大引が四回、左翼ポール際へ3ラン。立大の右腕、沢田(オリックスD8位)の直球をフルスイングした。

 「ホームランを打とうと思っていた。目標が達成できてよかった」

 法大4年だった2006年の神宮80年記念試合に「1番・遊撃」で先発。ヤクルトの藤井秀悟から先頭打者本塁打を放った。翌07年にオリックス入りし、日本ハムを経て15年にヤクルトへ。前回はドラフト直前、今回は貫禄のアーチだ。

 「前回は無我夢中。今回は試合に花を添えようと狙いました。完璧でした。格別ですね」。この一発で32歳に新たな目標ができた。10年後に行われるであろう、神宮100年記念試合。プロ20年目、42歳のシーズンだ。

 「現役でプレーしていて、選んでもらったら、3発目を狙います」

 12得点を挙げ、プロの意地を示した勝利。大引のバットの快音が導いた。(吉村大佑)


「大引は秋季練習から『スタメンで使ってくれ』という感じで必死に練習していた。勝ってよかった。ファンのみなさんも純粋に野球を楽しんでいた」

「勝ててよかったけど、内容は全然よくなかった。秋季キャンプでレベルアップしたい」

「10年前はけがで出場できなかった。せっかくこういう試合に出場できたので、1本打ててよかった」

 節目に行われ、50周年(1976年)では東京六大学と東都大学の各選抜による対抗試合と、六大学と東都のプロ選手OB戦を実施。70周年(96年)でも六大学と東都が対戦した。

 前回は2006年11月に「創建80年記念奉納試合」として行われ、ヤクルトがプロの単独チームとして初めて大学生(東京六大学選抜)と対戦。一回にヤクルトが畠山の右前適時打で先制。その裏に六大学選抜は大引(法大)の本塁打で追いついた。現アストロズのヤクルト・青木は「1番・中堅」で3打数1安打。九回にはヤクルト・古田監督が代打で登場して二ゴロ。試合は3-2でヤクルトが辛勝。スタンドは満員だった。

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