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糸井FAで危機感…阪神外野トリオが休日返上トレ!江越「来年こそ」

休日返上でランニングをする江越(右)と中谷(左)。球団が狙う糸井がFA宣言し、危機感たっぷり(撮影・岩川晋也)
休日練習、ランニングをする阪神・江越(手前)と中谷(奥)=安芸市営球場サブグラウンド(撮影・岩川晋也)
前日の紅白戦でバント失敗した緒方は休日返上で課題に取り組んだ
休日練習、マシン打撃をする阪神・緒方=安芸市営球場安芸ドーム(撮影・岩川晋也)
休日練習、安芸ドームに入る阪神・江越=安芸市営球場(撮影・岩川晋也)
休日練習、安芸ドームに入る阪神・中谷=安芸市営球場(撮影・岩川晋也)

 阪神1軍秋季キャンプ(2日、安芸タイガース球場)糸井さんには負けられない!! 阪神・江越大賀(23)、緒方凌介(26)両外野手らが2日、秋季キャンプを行っている高知県安芸市の安芸タイガース球場を訪れ、休日返上でウエートなどを行った。阪神が獲得を目指すオリックス・糸井嘉男外野手(35)が前日1日、フリーエージェント(FA)権を行使することを所属球団に伝えた。超強力なライバル加入の可能性が高まり、安芸の若虎にも緊張感が漂った。


 糸井が加入すれば、超変革を目指す阪神にとって大きな力となる。しかし、同じポジションを奪い合う外野手たちにとってみれば、死活問題だ。厳しい練習が続く秋季キャンプのつかの間の休日。無人の安芸タイガース球場に危機感を募らせる江越、緒方の姿があった。

 ランニングの後、ウエート室で筋力トレーニングを行った江越は「去年、今年と同じような成績だった。来年も同じだと下からどんどん来ると思うので、来年こそは…」と話した。今季は72試合で打率・209、7本塁打、20打点。シーズン序盤に4試合連発など見せ場はあったが、スランプに陥ると、なかなか抜け出せず、2軍落ちも経験した。成績は入団1年目の打率・214、5本塁打、16打点とさほど変わらなかった。

 就任1年目の金本監督はシーズンを通じて若手を積極起用したが、糸井を獲得できれば、来季は勝負の2年目となる。阪神には11人の外野手が在籍。球界の超人が加入した場合、右翼のレギュラーだった4番の福留が一塁にコンバートされるプランも浮上しているが、糸井と今季球団新人最多の136安打を放った高山が出場すれば、外野の空席は1枠しかない。若手にとって厳しい戦いになることは間違いない。


 糸井と同じ右投げ左打ちの緒方も緊張感を漂わせた。前日1日の紅白戦では2打数1安打2打点だったが、一回にバントを失敗。この日の休日返上練習では、約20分間バント練習に費やした。

 「昨日ミスしているので。そういうところはしっかり100%成功させたい」。当初はキャンプメンバーから漏れていたが、大和が右脇腹筋を挫傷し、秋季キャンプ参加が決まった。鳴尾浜組から昇格したチャンスを逃すわけにはいかない。

 球団の糸井獲得の可能性について江越と緒方は異口同音に「自分のやるべきことをしっかりやっていきたい」と話した。緊張感が全身からあふれ出していた。安芸には早くも糸井効果が表れていた。 (臼井杏奈)

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