4日から朝ドラデビュー作となるNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」(月~土曜前8・0)が始まり、12日スタートのTBS系「重版出来!」(火曜後10・0)に出演する坂口。連ドラを掛け持ちするほど抜群の人気を誇るイケメン俳優が、世界的名作で舞台デビューを飾る。
坂口が出演する「かもめ」は1896年に発表されたチェーホフの戯曲。複雑な心理描写に焦点を当て、近代演劇に革命を起こし、現在も各国で上演されている。
物語の時代は帝政末期のロシア。田舎の湖畔にたたずむ大女優の別荘を舞台にした群像劇で、坂口は劇作家志望の青年、トレープレフを演じる。
主演の満島演じる女優志望のニーナの恋人で、劇作家として大成しない自分に悩む一方、ニーナの心が徐々に離れていく現実に直面。苦悩と絶望が交錯する役で、過去に市村正親(67)、藤原竜也(33)ら名優も演じてきた。
一昨年10月の出演映画「シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸」で俳優デビューした坂口は、初舞台について「大きな壁になるかもしれない」と節目を意識。9月からの稽古に向け、原作を読み込み「彼(トレープレフ)の気持ちをささいな動きで表現するのは難しい」と覚悟を決めつつ、「古典劇ですが、人の思いを表現する意味では一緒。俳優として大きな転機になる可能性もあるし、今は楽しみな気持ちです」と気合が入る。