この安芸では掛布2軍監督から夜間練習中に左足の着き方を伝授されていた。2人の師匠の指導で打撃は開花の兆し。異例の大抜てきに胸が躍る。
「テレビで見ると(沖縄組は)みんなギラギラしている。途中から行く僕たちも、もっと目をギラギラさせてやっていきたいですね」
腰のヘルニアなど故障に悩まされた時期もあった。一時期は一塁を守ってきたが、再び捕手に取り組んでいる。育成契約から支配下、そして1軍定着へ。ラストチャンスかもしれない。
24日、一塁ミットは持参せず沖縄入りする23歳は「捕手としてできるところを見てもらって、打つほうでもアピールしないと先がない。ガチガチの中で、元気を出してやりたいと思います」と気合十分。掛布2軍監督は「硬くなるタイプだから、落ち着いてやってほしいね」と背中を押した。正捕手争いに嵐を起こしてみせる。 (新里公章)
★生まれ 1992(平成4)年3月3日生まれ、23歳。埼玉県出身
★球歴 小学4年時に野球を始め、中学時代は寄居リトルシニア(現深谷彩北リトルシニア)でプレー。帝京高2年時に捕手に転向し、3年夏甲子園出場。2010年D6位で阪神入団。1軍出場はなく、12年のオフから育成契約
★寝具 腰の故障歴があり、寮では「西川寝具」のマットレスを愛用
★サイズなど 1メートル82、86キロ。右投げ右打ち。年俸400万円。背番号「124」。独身