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若虎よ、自己判断バントだ!掛布流シンキング・ベースボール導入へ

選手にシンキング・ベースボールを命じた掛布2軍監督(右)。高山(左)はどんなプレーをするのか

 考える人になれ!! 阪神・掛布雅之2軍監督(60)が19日、掛布流シンキング・ベースボールの導入を明かした。20日の西武との練習試合(安芸)から選手が独自の判断でバントやエンドランを行い、勝利を目指す。ベンチと選手との一体化を進めるとともに、自己犠牲が求められる1軍への土台作りが狙いだ。


 選手1人1人の偏差値があがれば、おのずと全体のレベルアップにつながる。掛布2軍監督が、シンキング・ベースボールを導入して門下生たちを鍛えることを明かした。

 「やらされるバントじゃなくて、選手がやるバントを経験すれば、犠牲になる意味がわかるやろ。自分たちで考えてやってもらって、選手の気持ちとベンチがやろうとする野球がイコールになれば、一番いい」

 早ければ20日の西武戦から行う意向。これまでの対外試合でノーサインを貫いてきたが、さらなる試練を与えて選手とベンチの誤差をなくす。背番号31は、現役時代の反省もいかして、野球脳を鍛え上げる構えだ。


 「ベンチは勝ちたい、選手は違うことを考えるというのが、僕も現役のときは経験したことがある。選手とベンチのギャップみたいなものが少なければ少ないほど、(チームは)絶対にいい方向に向く」

 あ・うんの呼吸を磨くことは、自己犠牲を強いられる1軍で戦うための英才教育でもある。

 「1軍になれば、当然やらされる野球がある。目的が『勝つ』だから。だから、なんでこんなことをするんだということが自分でわかってから1軍に行けば、やらされる野球の意味が当然わかるでしょ。1軍に行くための一つの準備ですよね」

 感じるんじゃない、勝つために考えろ!! ミスタータイガースも思考回路全開で、選手の成長のために新手を生み出し続ける。 (新里公章)

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