すらりとした手足と精悍(せいかん)な顔つきは、25人の中でも一際目を引いた。昨年3月のU-21代表候補合宿(東京)以来の参加となるDF高橋に、多くの女性ファンがカメラを向けた。
「1対1の強さが強み。久しぶり(の選出)なのでアピールしたい」
23日のJ2最終節(対千葉)にフル出場したためこの日は軽めのメニューで疲労回復に努めた。
2012年にユースから6人同時に昇格したJ2京都の黄金世代の1人。同期にはFW久保裕也(ヤングボーイズ)やGK杉本大地、MF原川力(ともに京都)ら五輪世代の代表常連組がいる。父が日本人、母がスペイン系フィリピン人で、実姉のメアリージュンとユウはモデルとして活躍。本人もイケメン、そして1メートル85の長身で女性ファンが多く、ブレーク必至の素材だ。
ただ、順調なサッカー人生ではなかった。出場機会を求め期限付き移籍を繰り返し、12年には豪州リーグで約半年の武者修行。本職はセンターバックだが、今季はやはり期限付き移籍先のJ2讃岐で右サイドバックとしてプレーした。地道な下積みを経て代表候補に返り咲き、「いろいろな経験ができた」と胸を張る。