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宝塚から世界へ!柚希礼音、アミューズから本格始動「壁に挑戦」

新たな夢に燃える柚希礼音。白シャツにデニム姿、手足には初のネイル。少しずつ女に“変身”している=東京・渋谷(撮影・桐山弘太)
新たな夢に燃える柚希礼音。白シャツにデニム姿、手足には初のネイル。少しずつ女に“変身”している=東京・渋谷(撮影・桐山弘太)

 5月に宝塚歌劇団を退団した元星組トップスター、柚希礼音(ゆずき・れおん=36)が、今月から大手芸能事務所、アミューズに所属して本格始動する。サザンオールスターズ、福山雅治(46)、吉高由里子(26)らが活躍する同社で、女優、歌手だけに止まらない活躍を目指す。10月には退団後初ミュージカル「プリンス・オブ・ブロードウェイ」に出演。サンケイスポーツに激白した柚希は「限界を決めずに挑戦したい」と意気込んだ。


 先月10日に東京・有楽町の東京宝塚劇場で行われたサヨナラ公演で、過去最多の1万2000人のファンを集めた柚希。

 大地真央(59)、真矢ミキ(51)、天海祐希(47)ら芸能界で活躍する元宝塚トップスターに匹敵する人気を誇る大物が、今月から大手芸能事務所、アミューズに所属し、本格始動を宣言。サンケイスポーツのインタビューに応じ、「私は女優ではない気がする。『アーティスト』と呼んでもらえるようになれたらと思います」と舞台、映像、演技、歌を問わず、活躍する存在になることを誓った。

 宝塚では華やかな容姿と豪快なダンスで人気を博し、芸能事務所から多数オファーを受けたが、「アーティスト」を目指す彼女が選んだのは、サザンや福山、吉高をはじめミュージシャンや役者ら多彩な人材が所属するアミューズ。同社はアジアや米国にも拠点を持ち、「一番の理由は海外を目指したいから」と世界進出も夢見ている。


 退団後の初舞台は、ミュージカル「プリンス・オブ・ブロードウェイ」(10月23日~11月22日、東京・東急シアターオーブ)。米演劇界の最高栄誉・トニー賞21冠の巨匠、ハロルド・プリンス氏(87)が演出し、世界に先駆けて日本で初演される。今後、海外での上演が決まれば、ブロードウェーデビューの可能性もある。日本の俳優では渡辺謙(55)が3月からブロードウェーでミュージカル「王様と私」に主演してトニー賞4冠に貢献。柚希は「大ベテランの渡辺さんが批判を浴びる覚悟で挑戦したと聞いて、私も大きな壁に挑戦すべきだと思った」と瞳を輝かせる。

 7月から3カ月間、レッスンのためニューヨークに滞在。また、男役を卒業して一番変わったのは、部屋のクローゼットの中身と明かし、「ハイヒールのパンプスは買いました。宝塚時代から履いていないスカートはまだ買ってないけど」と照れ笑い。「NYでは私のことを知らない人だらけでしょうから、1人の人間として吹っ切れたい」と第2の人生でもトップスターを目指す。


★男役時代の声を改良中

 今月に入り、退団して初めて古巣の舞台を見た。2003年に星組の新人公演で主演した「王家に捧ぐ歌」の宙組版を兵庫・宝塚大劇場で観賞し、「相変わらず『群舞のあの部分が気になるな』という目線で見てしまう」と笑った。現在、男役時代の太く低めだった声を改良中といい、「歌い方も変わって初心者状態。今までやってきたことを生かしつつも、男役ではない、パワフルで普通の女性では出ないキーを勉強していきたい」と意気込んだ。

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