サンスポ

明大、慶大を圧倒!NO・8松橋が3トライ/関東対抗戦

 関東大学ラグビー・対抗戦(2日、秩父宮ラグビー場)対抗戦の全勝対決2試合が行われ、明大、帝京大がそれぞれ5戦全勝とした。明大はNO・8松橋周平(3年)が3トライを奪うなど慶大に40-17で快勝。対抗戦4連覇を狙う帝京大は早大から8トライを奪い55-11と粉砕した。早大は対抗戦ワースト失点で、慶大とともに4勝1敗。16日に秩父宮で対戦する明大と帝京大の勝者が優勝となるが、同勝敗は同順位となるため、慶大、早大にも優勝のチャンスが残る。


 自陣深くのスクラムからでも、キックで逃げるつもりはなかった。33-17で迎えた試合終了直前、明大は連続展開から抜け出したBKをNO・8松橋がフォロー。最後はゴールポストの真ん中にトライを決めた。

 「1試合3トライは前にもやったことがありますが、慶大相手なので」 前半7分、後半23分と合わせたハットトリックの活躍に白い歯がこぼれた。

 SO、WTBで活躍した就任2季目の丹羽政彦監督(46)は、明大の屋台骨といえる「重戦車FW」のスタイルに、「おしくらまんじゅうだけでは勝てませんから」と、BKでの勝負という進化を加えようとしている。前半2分の先制トライは慶大ゴール前でのFWの連続攻撃から、WTB成田がマーク。後半26分には自陣22メートル内から抜け出したSO田村がWTB梶村へキックを上げ、トライにつなげた。

 それでも紫紺と白のFWには、故北島忠治監督の教え「前へ」のエキスが染み込んでいる。松橋の2本目のトライは相手ゴール前でのラックを強引に乗り越えるようにして押さえ、スタンドのオールドファンを「これがメイジだ」と喜ばせた。

 「FWで圧倒しなければ勝てません」と松橋。2年ぶりの開幕5連勝で迎える16日の帝京大との全勝対決に勝てば、これも2年ぶりの対抗戦V。「重戦車」の真骨頂を見せつける。 (田中浩)

©2026 SANKEI DIGITAL INC. All rights reserved.