2014年、巨人とのCSファイナルステージで2ランを放ったゴメス。ファンに愛された ゴメス、復活!
怪獣映画みたいだが、「阪神のゴメス」と書いたら、全国の虎党は大喜びしてくれるはず。ドミニカ共和国の頼れる外国人を探してくれるらしい。
トラ番・萩原翔は熱き思いを明かした。
「とにかく、ここ一番で勝負強い、打点が多い助っ人という記憶です。ボクは中学時代に野球部に所属していて、ゴメスさんの打撃フォームをまねしていたぐらいです」
ここから、一生懸命に「ゴメス打法」を語ってくれたが、行数の関係で割愛する。誰にも負けないゴメス愛だけは読者に伝えたい。
ただ、萩原が言うように、本当に頼りになった。2014年はメッセンジャーが最多勝&最多奪三振、呉昇桓がセーブ王、マートンが首位打者、そしてゴメスが打点王に輝いた。4人の助っ人が全員タイトル獲得の大活躍で、シーズン2位からCSを勝ち上がり、日本シリーズに進出したシーズンでもあった。
ゴメスさんはとにかく話題が尽きない選手だった。
1年目は家族の事情で来日が遅れ、周囲をヤキモキさせた。苦渋に満ちた当時の球団本部長の顔がよみがえる。
2年目は、来日直前に車上荒らしにあって、パスポートなど貴重品がゴッソリ盗まれて、またも来日が遅れた。和田豊監督の困った顔を思い出す。でも、不可抗力ばかりで、ゴメスさんは悪くない。
甲子園で打席に立っていたら、上空からサカナの死骸が降ってきたこともあった。球場スタッフが迅速に拾いに走った。カラスが落としたらしい。これも、ゴメスさんは全く悪くない。