セ・リーグは4日、レギュラーシーズン全日程が終了し、佐藤輝(阪神)が40本塁打、102打点で2部門を制し初めてのタイトルを獲得した。
小園(広島)が打率3割9厘で首位打者、3割6分5厘で最高出塁率を手にした。岡林(中日)が168安打で最多安打、近本(阪神)は32盗塁で4年連続6度目の盗塁王となった。
村上(阪神)と東(DeNA)が14勝で最多勝を分け合い、村上は勝率7割7分8厘で勝率第1位、144奪三振で最多奪三振にも輝いた。才木(阪神)は防御率1・55で初の最優秀防御率を獲得した。
46セーブで並んだ松山(中日)とマルティネス(巨人)が最多セーブに輝き、大勢(巨人)が54ホールドポイントで最優秀中継ぎとなった。
★阪神 個人タイトル12部門のうち、7部門(最多本塁打、打点=佐藤輝、盗塁=近本、最多勝利、奪三振、勝率第1位=いずれも村上、最優秀防御率=才木)を阪神の選手が占めた。阪神の選手が7部門でタイトルを獲得したのは、1985年(首位打者、最多安打、本塁打、打点、勝利打点、最高出塁率=いずれもバース、最優秀救援=中西清起)と並ぶ最多。
★佐藤輝明(阪神) 本塁打と打点の2冠王。同一シーズンに阪神の選手が輝いたのは、85、86年のバース以来39年ぶり5人目(7度目)。生え抜き選手では49、53年の藤村富美男、60年の藤本勝巳、82年の掛布雅之に次いで43年ぶり4人目(5度目)。阪神の選手の本塁打王は86年のバース(47本)以来39年ぶり7人目(12度目)。打点王は2014年のゴメス以来11年ぶり11人目(17度目)。生え抜き選手では本塁打王が84年の掛布以来41年ぶり6人目(10度目)。打点王が05年の今岡誠以来20年ぶり7人目(12度目)。
★近本光司(阪神) 4年連続通算6度目の盗塁王。6度の獲得は阪急・福本豊の13度に次ぐ、巨人・柴田勲と並ぶ歴代2位で、セ・リーグ最多記録。プロ7年目で6度獲得は阪急・福本と並ぶ最多回数。阪神で6度は赤星憲広の5度を上回る球団新記録。
★村上頌樹(阪神) 最多勝、最多奪三振、勝率第1位を獲得。阪神の投手が同一シーズンに同3部門の投手3冠は初めて。全体では21-23年のオリックス・山本由伸以来2年ぶり。
★東克樹(DeNA) 23年以来2年ぶり2度目の最多勝利。DeNA(前身を含む)で2度獲得は球団タイ記録で、平松政次(70、71年)、遠藤一彦(83、84年)に次いで3人目。左投手では初。
★岡林勇希(中日) 22年以来3年ぶり2度目の最多安打。23歳シーズンまでに複数回獲得したのは、94-96年のオリックス・イチロー(3度、21-23歳)以来29年ぶり5人目。セでは58、59年の巨人・長嶋茂雄(22、23歳)以来66年ぶり2人目。また、中日の選が同タイトルを複数回獲得したのは、田尾安志(3度)、大島洋平(2度)に次いで3人目。
★マルティネス(巨人) 中日・松山晋也とともに最多セーブを獲得。同一リーグでシーズンに複数投手が獲得したのは、15年の阪神・呉昇桓とヤクルト・バーネット以来10年ぶり8度度目。マルティネスは中日在籍時の昨季に続く獲得。前年と違う球団に所属し、2年連続で獲得したのは80、81年の江夏豊(広島→日本ハム)以来44年ぶり2人目。