試合前にノックを受けるヤクルト・松本健吾 =神宮外苑(撮影・長尾みなみ) (セ・リーグ、ヤクルト-阪神、8回戦、27日、神宮)家族の気遣いがコンディション維持につながっている。ヤクルト・松本健吾投手(26)が22日のオリックス戦でリリーフとして存在感を放った。
六回1死満塁で今季初の1軍のマウンドに上がると、オリックス・太田に中犠飛を許すも、続く杉本を打ち取り最少失点で切り抜けた。七回も走者を背負いながら無失点に抑え、1軍の舞台で好成績を飾った。
1月に結婚。夫人とは亜大4年時から交際し、社会人・トヨタ自動車時代の遠距離恋愛を乗り越えて結ばれた。
連日、気温30度以上が記録される炎天下での練習や試合で食欲不振にも陥ってもおかしくないが、夫人の料理のひと工夫が活力になっている。さっぱりとしたレモンやおろしポン酢を使用。食欲をそそる料理のおかげで、「今年は体がすごく元気で疲労もあまり感じていない。食事がいいんじゃないですかね」と笑みをこぼした。
ファームでは先発として調整してきたが、前回登板では中継ぎを任された。「投げるところは関係なしに、投げさせてもらえることがありがたい。結果も自分でコントロールできるようになりたい」と2年目の飛躍を誓った右腕。愛情のこもった夫人の手料理を支えに、燕を救う存在になる。(橋本真緒)