スローイングの練習に臨む阪神・中川勇斗=京都市東山区の京都国際高校(撮影・水島啓輔) 阪神のドラフト7位・中川勇斗捕手(17)=京都国際高=が4日、京都市内の同校グラウンドで自主トレを公開した。部員全員が満足に使えていない部室について「きれいにしてあげたい」と母校への恩返しを誓った。
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3年間、お世話になったグラウンドでキャッチボールや送球&打撃練習などで約2時間、汗を流した中川。母校への贈り物を約束した。
「部室をきれいにしてあげたい。(棚の)数が少なくて、全員が使えていないので、使えるスペースを確保したい」
1999年創部。近年メキメキと力をつけ、昨年は春夏と甲子園に出場した野球部には3学年合わせて約60人が在籍している。用具置き場も兼ねる部室には棚が置かれているが、数が足りず1年生は荷物を置けないのが現状だ。よりよい環境で野球に励めるように、部室を整備する。
すでに「考えています」とイメージはできている。小牧憲継監督も「後輩のこと、学校のことを考えてくれているのはうれしいです」と感謝した。
「走攻守全てで足りないと思っている。全てレベルアップできるように」という17歳は将来的な盗塁阻止率の目標を「5割くらいまで成長しきたい」と掲げる。プロで活躍して、グラウンド内外で後輩のお手本になる。(菊地峻太朗)
■中川 勇斗(なかがわ・はやと) 2004(平成16)年1月27日生まれ、17歳。愛知県出身。味岡小1年で小牧パンサーズで野球を始め、味岡中では愛知尾州ボーイズでプレー。京都国際高では2年秋から正捕手。3年春夏と甲子園に出場し、夏は4強進出に貢献。遠投95メートル、高校通算18発。2022年D7位で阪神入団。172センチ、72キロ。右投げ右打ち。契約金2000万円、年俸460万円。背番号「68」
★目指すは坂本先輩 中川は理想の捕手像にチームの先輩で、今季からキャプテンに就任した坂本を挙げた。入団前から「ずっと参考にしていました」。172センチ、72キロとプロとしては小柄とあって176センチ、77キロの坂本を「自分に当てはまるというか共通するところもあると思う。いろいろお聞きして成長できたら」と語った。