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14歳“記者”が神野大地を直撃 “山の神”から「モチベーション下げるのは、もったいないし無駄」と金言

14歳“記者”が神野大地を直撃 “山の神”から「モチベーション下げるのは、もったいないし無駄」と金言

2016年1月の箱根駅伝、往路優勝のテープを切った青学大5区・神野。“山の神”の力走に森野少年は憧れを抱いた

2016年1月の箱根駅伝、往路優勝のテープを切った青学大5区・神野。“山の神”の力走に森野少年は憧れを抱いた【拡大】

 陸上男子マラソンでプロランナーの神野大地(26)=セルソース=が「こどもの日」の5日までに、中高大学生の選手とオンラインで面談し、助言を送った。千葉・市川市立妙典(みょうでん)中3年で陸上部の森山宝哉(たかや)さん(14)は心身を鍛えるすべを聞き、記事を執筆する記者体験にも挑戦。青学大時代に箱根路を沸かせた憧れの“山の神”と過ごした時間を将来の糧とする。(アドバイザー・鈴木智紘)

 森山さん(以下、森山) 「今の練習環境はどうですか」

 神野 「家の周りを走ってる。マスクをしてね。長距離は練習をやめると取り戻すのが大変。1カ月休んだら2、3カ月はかかる。この期間をどう過ごすかで今後の人生が変わるよ」

 森山 「モチベーションは、どうやって保っているんですか」

 神野 「今の状況は自分でコントロールできないよね。どんなにコロナウイルスを憎んでも変わらない。モチベーションを下げるのは、きつい言葉で言うと、もったいないし無駄に思う」

 森山 「はい。あ、メモしてもいいですか」

 神野 「『コロナでモチベーションが下がって、陸上が駄目になった』っていうのはもったいない。『一人で練習してメンタルを鍛えられて強くなれた』って言えた方がいいよね」

 森山 「中学生の頃、どんな練習をしてたんですか」

 神野 「1周300メートルのコースを8割の力で走って、1分休んで、また8割で走るメニューを8本から10本とか。自己ベストはどれくらい」

 森山 「1500メートルは5分05秒で、3000メートルが10分50秒です」

 神野 「僕の中3のときのベストは、1500メートルが5分04秒で3000メートルが10分27秒。レベルは変わらないね。成長はこれからだよ。どんな練習をしてるの」

 森山 「200メートルを周回するペース走をしていて、1周50秒とか52秒。1キロだと4分とか4分10秒くらいかな。それを25周とか30周ですね」

 神野 「高校、大学と進むとスピードが大事になる。長い距離の練習さえすれば、体の成長とともにスタミナは付いてくる。でも、スピードを上げるのは難しい。ペース走の後にダッシュを3本くらい入れるだけで体は変わってくるよ」

 森山 「睡眠も大事ですか。夜10時まで塾があって…」

 神野 「すごく大事。僕も中学のときは塾の終わりが10時だった。睡眠不足だと体の動きが鈍くなる。今は8時間から10時間は寝てるかな」

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  • オンラインで質問に答える神野(神野提供)
  • 2019年秋に行われた市川浦安支部中学校駅伝大会に出場した森山宝哉さん(本人提供)