J1は26日に川崎-横浜M(等々力)で開幕する。昨季王者と一昨年の覇者がいきなり激突。新型コロナウイルスの影響で今季は例年より2チーム多い20チームで争われ、史上最多の4クラブがJ2へ自動降格するサバイバルとなった。全クラブの今季陣容を10回にわたって紹介する。
★川崎「1試合3点以上」圧倒的攻撃力でアジア制覇だ
26勝5分け3敗の勝ち点83という圧倒的な強さでJ1を制した昨季の勢いのまま、今季はアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)を含む全タイトル獲得を狙う。鬼木監督は「得点にこだわりながら、最終的にどんな形でも勝つところを目指したい」と理想を語る。
「1試合3得点以上」を目指す攻撃的な姿勢は変わらない。ボール支配率や、攻撃から守備への素早い切り替えの意識を高め、昨季よりも相手を圧倒するスタイルを極めようとしている。
引退したMF中村や海外移籍したMF守田が抜けた中盤には、名古屋からMFシミッチや桐蔭横浜大のMF橘田ら即戦力を的確に補強した。昨季、プロ1年目ながら13点を挙げたMF三笘やチーム最多14得点のFW小林ら主力が残り、充実した戦力で2連覇へ向かう。
★福岡、C大阪からFWブルーノメンデス!J1残留の壁突き破る
長谷部監督は5季ぶりのJ1に臨むにあたって10位以内を目標に掲げた。就任1年目の昨季から「攻守においてアグレッシブなサッカー」を目指し、FWも守備に参加して相手に圧力をかけるのは当たり前。そのかいあって、昨季J2ではリーグ最少の29失点と堅守を誇った。
攻撃への切り替えの速さが鍵を握る。昨季C大阪で9ゴールを挙げ、守備でも定評があるFWブルーノメンデス、2017年にJ2徳島で23得点したFW渡の新加入組に期待がかかる。高さのあるFWファンマと前線でかみ合えば、一定の得点力が計算できそうだ。
J2に落ちた02年以降、5年ごとに昇格しては1年で降格とJ1の壁に3度はね返されてきた。まずは残留を確実にしたい。