試合終了後、岸投手(右)にハイタッチで迎えられる楽天・浅村(左)=楽天生命パーク(撮影・土谷創造) (パ・リーグ、楽天6-4オリックス、22回戦、楽天11勝10敗1分、9日、楽天生命)1日で5割復帰だ。パ・リーグ4位の楽天。浅村栄斗内野手(28)が4-4の八回1死二、三塁で、中前に勝ち越しの2点打を放った。
「自分が決めるという気持ちでいきました。ホームランよりも最後の打席がよかったです」
西武からFA移籍1年目の主軸が、お立ち台で胸を張った。二回無死で同点弾。13試合ぶりの29号ソロを中越えに放ち、2年連続30本塁打に王手をかけたが、決勝タイムリーを大いに喜んだ。
負ければ今季初の借金2だったが、逆転勝ちで勝率5割復帰。3位・ロッテとの0・5ゲーム差をキープした。
9月はこの試合の前まで月間打率・087と苦しんでいた浅村が、4打数3安打3打点で浮上の兆しを見せた。クライマックスシリーズ進出争いの真っ最中で「どっしり構えていこうと意識している。どんな場面でもあわてない」と実に頼もしい存在だ。 (山口泰弘)