米大リーグ、エンゼルスの元投手で遠征中に27歳で急逝したタイラー・スカッグス氏の死因が、鎮痛作用のある医療用麻薬オピオイドとアルコールで酩酊(めいてい)した中、吐しゃ物で窒息したことだとロサンゼルス・タイムズ紙(電子版)が、30日(日本時間31日)報じた。
スカッグス氏は7月1日(同2日)にテキサス州へレンジャーズ戦で遠征した際、チーム宿舎で意識を失っていた。当初から事件性はないとみられており、体内からはオピオイドと呼ばれる医療用麻薬のうち、フェンタニルとオキシコドンの2種類を検出。ともにメジャーでは使用が禁止されている。
MLB公式サイトは31日(同1日)、このニュースをうけてスカッグス氏と公私ともに親交の深かったエンゼルスの主砲、マイク・トラウト外野手(28)のコメントを伝えた。トラウトは「彼は僕の人生に大きな影響を与えた。そのようなニュースを聞いてショックだったが、それで僕への彼への思いが変わることはない」と思いを語った。
スカッグス氏が体内から検出されたフェンタニルとオキシコドンを服用していたことに気づかなったことを明かし、「もし知ってたなら、もちろんなにか言うか、なにかをしていた。僕らは彼がそんな状態だということを知らなかったし、それを知ったときはただつらい状況だった。今も何かする度にタイラー(スカッグス氏)を思い出す。毎日彼のことを考えている」とした。
エンゼルスの選手はスカッグス氏の死因がこの日明らかにされることを知らなかったという。