(SMBC日本シリーズ2026、DeNA-ソフトバンク、第1戦、24日、横浜)古巣との大一番を前にしても冷静だった。DeNA・三森がソフトバンクとの日本シリーズ第1戦(横浜)に「6番・中堅」で先発。2024年12月に浜口とのトレードで加入した27歳は、「この最高の舞台であれば、どんなチームでも日本一を目指している。ホークスだろうが他のパ・リーグのチームであろうが変わらない」と平常心を保った。
今季、チームトップの16盗塁を記録した韋駄天はクライマックスシリーズ(CS)で打撃好調。16日、阪神とのファイナルステージ第3戦(甲子園)で先発すると、4打数2安打。翌日の第4戦は1点を追う九回に中前へ決勝の2点打。短期決戦で勝負強さを発揮しており、「2月のキャンプインから積み重ねてきたものをやるだけ」と胸を張る。
常勝軍団での戦いを経験したからこそ感じるベイスターズの強さがある。「きつい場面でも逆転するエネルギーをチームとして持っているのはすごくある」。今季の逆転勝ちは昨季の29試合を上回る32試合を記録。CSでは全6試合中、2試合で1点差ゲームをものにするなど接戦を勝ち切る力もある。
7月以降の反攻について相川監督は「3カ月間、勢いだけで勝てるものではない」と自信を持つ。勢いだけではなく、積み上げてきたチーム力でパ・リーグ王者に臨む。「自分たちがいい野球、いいプレーをできるように」と三森。シーズン3位から日本一となった2024年の下克上再現へ。勝利を知る男がキーマンとなる。(児嶋基)