「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」生放送後、取材に応じた徳光和夫(左)、高田みづえさん=東京・千代田区 1985年に芸能界を引退した元歌手、高田みづえさん(66)が24日、パーソナリティーの徳光和夫(85)からの熱烈オファーを受け、ニッポン放送「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」(土曜前5・0)に生出演。41年ぶりの本格ラジオ出演を果たし、生放送終了後に取材に応じた。
みづえさんは3月に他界した夫、大相撲の元大関・若嶋津の日高六男さん(享年69)との結婚を機に人気絶頂の中で引退。六男さんが現役引退し、親方になってからはおかみとして夫を支えてきた。8月25日のNHK「うたコン 高田みづえ 一夜限りの復活SP」では「私はピアノ」と「硝子坂」を熱唱し、現役時代と変わらぬ美声を響かせた。
番組冒頭の早朝5時からエンディングまで生出演したみづえさんは、実は事前に「録音でも対応できます」と打診されていたというが、「徳光さんは朝5時から生でやっているんですよね?じゃあなぜ私は録音なの?ってなりませんか?」と笑いながら回顧。生出演を選んだみづえさんに、徳光は「普通そこまで考えが及ばない。後輩たちにさりげなく芸能界のマナーをおっしゃってることに結びついてる」と感嘆していた。
今後の歌手活動や完全復活への思いを問われると、「そこまでは申し訳ないですけど、そんな気持ちにはまだ、本当に…。皆さんからそう言っていただける言葉が逆に怖い」と戸惑いを告白。「親方と結婚して相撲部屋が終わって、親方が召されてっていう中でのことなので、もう本当に夢心地」と複雑な胸中を明かした。
生放送中に徳光から飛び出した「紅白出場」の話題にも「爆弾発言にサーっと来ました(笑)」と振り返り、「もう今、そういうこと言われること自体がすごくないですか? 怖ーい、もう本当に。怖いです」と恐縮しきりだった。
長年連れ添った夫・六男さんとの日々に話が及ぶと穏やかな表情で「当たり前のことが当たり前じゃないと色んなことを学ばせてもらいました」と感謝を口にし、「親方が召されてからこういう話が続くのは、お父さんが『お母さん、今度はこれだよ』みたいな感じで、なのかな」と、亡き夫への思いを語っていた。