アルゼンチン戦でメッシのシュートを阻むカーボベルデ・ボジニャ=マイアミ競技場 サッカーのワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会で、カボベルデの決勝トーナメント進出に貢献したGKボジニャ(40)=コロコロ=が9日、自身のインスタグラムを更新し、サッカー専門誌フランス・フットボールが選定する2025~26年シーズンの最優秀選手「バロンドール」の最優秀GK候補に選ばれたことに喜びをつづった。
ボジニャはインスタで「バロンドールの候補者の中に、私の名前があるということを言葉で言い表すのは難しい」と歓喜。「神様、私の家族、私の仲間、そしてこの旅に参加したすべての人に感謝します。 いつも地に足をつけて、私の地に心を向けている。ありがとう、カーボベルデ。世界よ、ありがとう」と感謝をつづった。
ボジニャはカボベルデの正GKとして今夏のW杯に出場。初陣となった1次リーグの初戦は後に優勝を果たすスペインを相手に0―0のドロー。同国は歴史的勝ち点1を獲得した勢いそのままに初出場ながら、3分け無敗のグループ2位で1次リーグを突破した。
決勝トーナメント1回戦では、前回王者アルゼンチンと激突。下馬評を覆す大接戦となり、世界的スターであるFWメッシの強烈なシュートを神がかり的なセーブで阻むなど、延長戦にもつれ込む死闘を演じた。惜しくも2―3で敗退となったものの、人口60万人に満たないアフリカの小さな島国が見せた堂々たる戦いぶりに世界中から惜しみない賛辞が送られた。
大会後はインスタグラムのフォロワーが5万人から2800万人超に急増。チリの強豪、コロコロ移籍も決定した。
昨年の「バロンドール」はフランス代表FWデンベレ(PSG)が初受賞。男子の最優秀GK「ヤシン賞」にはイタリア代表ドンナルンマ(マンC)、21歳以下の最優秀選手「コパ賞」にはスペイン代表MFヤマル(バルセロナ)が2年連続で選ばれた。
■カボベルデ アフリカの大西洋に浮かぶ島国。面積は日本の滋賀県程度の約4033平方キロメートルでW杯出場国・地域の中で史上2番目に小さく、人口は約53万人とW杯出場国・地域の中で史上3番目に少ない。