前半、攻めるC大阪・香川真司(中央)=ヤンマーハナサカスタジアム(撮影・斉藤友也) 明治安田J1リーグ第1節第2日(8日、C大阪2-1岡山、ハナサカ)C大阪は岡山に逆転でシーズン初陣を制した。MF香川真司(37)は「何より勝つことで次の試合に向かえる。新監督に変わって1試合目でそれ以外求めてない。それをみんなで全員で一丸となって果たせたことは良かった」と振り返った。
2シャドー(2列目)の一角で先発し、後半13分までプレーした。ハイライトのひとつは1―1の前半24分。中央から左のMF横山にパスを送ってアシストを記録。「あれはアシストというか…」と笑いつつ、「数字がつくのは何より大事。夢樹が素晴らしいゴールを取ったし、(FW桜川を含め)3人が絡んだことは非常に大事なこと」と語った。
スペイン出身のパブロ・マチン新監督を迎え、7月29日のドルトムントとの親善試合でも同じポジションで先発した香川。試合後は「あのポジションに求められることはスプリント能力。(現在の)僕のプレースタイルとは対極にあると思いながら、どう自分の良さを生かすか、ということを考えて今日の試合に臨みました」と語っていた。この日は背後への飛び出しやセカンドボールへの反応など、スプリントの部分でも存在感を発揮。加えてMF岡沢とポジションを入れ替えながら組み立てに参加するなど、本来の持ち味も示した。
試合後、笑顔で言葉を交わすC大阪・香川真司(左)とパブロ・マチン監督(右)=ヤンマーハナサカスタジアム(撮影・斉藤友也)新シーズンを迎える際の適応について「やらなきゃいけないことと自分がやりたいことのバランスをしっかり整理しながら、それを試合の中で作り出していきたいですし、チームとしての戦術もそうですけど、やっぱり個人としてどう輝くかという両輪はプロとして求められるもの」とより高いレベルでのチームと個人の両立を説いた香川。開幕戦からその片鱗をピッチで表現した一方、「まだまだ交代も早かったんでね。体力をもっとつけてどんなポジションでも適応できるように準備していきたい」とさらに先を見据えた。