柏―水戸 前半、先制ゴールを決め駆け出す柏・垣田(手前)=三協F柏 明治安田J1リーグ第1節第2日(8日、柏2-1水戸、三協F柏)昨季優勝の鹿島にわずか勝ち点1差で2位に終わった柏は、ホームでの開幕戦にJ1昇格組の水戸を迎え、2-1で勝利した。
試合は立ち上がりに動いた。前半5分、右サイドを突破したDF久保藤次郎がグラウンダーのクロスをゴール前へ供給。これにオフサイドギリギリのタイミングで相手DFの裏へ抜け出したFW垣田裕暉が右足で合わせ、ネットを揺らした。柏にとっては今季チームファーストシュートで生まれた先制ゴールとなった。勢いに乗る柏は前半36分、MF小泉佳穂が左足で豪快なミドルシュートをゴール右上に突き刺し、リードを2点に広げた。
後半23分にはDF杉岡大暉のハンドから相手にPKを与えて失点。その後は水戸に押し込まれる時間帯が続いたものの、1点差を守り抜いて2-1で逃げ切った。小泉の豪快な一撃が決勝点となり、この勝利によって柏は記念すべきJ1通算400勝を達成した。
試合後、先制ゴールを挙げた垣田は、「ファーサイドで待っていたらすごくいいボールが来たので、合わせるだけだった。いいスタートが切れたと思う」と得点シーンを振り返った。前線からのハイプレスを含め、攻守にわたって高い強度を発揮したことについては、「前線から守備をしてあげないとやっぱりきつくなる。守備もやるし、攻撃でもしっかり起点になろうと、今までやってきたことを意識した」と手応えを口にした。
一方で、後半途中に足がつる場面があったことには「自分が足をつっている時間帯にPKをとられてしまっている。責任感を持って、もっとやっていかないといけない」と課題も残した。それでも、「この柏のエンブレムのために必死になって戦う覚悟を決めてここに来ている。全部の試合に勝てるように勝って、優勝できたらと思う。一試合一試合、目の前の試合に勝っていきたい」と語り、悲願のタイトル獲得へ向けて力強く前を向いた。