イベントに出演した(前列左から)NHKの高瀬耕造、日本テレビの瀧口麻衣、テレビ朝日の佐々木快、TBSの日比麻音子、渋谷ラブハチくん、(後列左から)テレビ東京の藤井由依、フジテレビの上垣皓太朗、江守正多東京大学教授、今井雅則JCLP代表理事=東京都渋谷区(撮影・今野顕) NHKの高瀬耕造(50)、TBSの日比麻音子(33)、フジテレビの上垣皓太朗(25)らNHKと民放で気象情報などを伝える計6局のアナウンサーが3日、東京都内で行われた地球温暖化の進行などを報告する「2050年の天気予報(Ver.2)」の発表会見に出席した。
50年の気象を予測した「2050年の天気予報」は14年に世界気象機関(WMO)が公表。近年、温暖化の現状が当時予測した50年の数値に達したため、今回は新たな予測を発表した。
「Ver.2」では仕事や学校の部活動など日中の野外活動自粛による経済活動や、農作物や畜産など食料供給の悪影響を指摘。気候では最大瞬間風速100メートルに達するスーパー台風発生などを予測した。
NHK「のど自慢」を担当する高瀬アナは日中に観覧者が来場する同番組について、活動自粛で行動が制限された場合、「涼しくなる夜の生放送になるかも」と想像。日比アナは「暑さは耐えるものから命の危険になるというフェーズになってきた。局の垣根を越えて不安やポジティブな思いを共有していきたい」と指摘した。
温暖化防止には二酸化炭素の排出削減が急務。高瀬アナは「個人の努力では限界があるので、大きなうねりを作りたい」とメディアの使命を強調。フジ系「めざましどようび」などに出演中の上垣アナは温暖化の警鐘だけでなく、「楽しく情報を伝える場面があっても良いですし、(同番組の人気コーナー)『めざましじゃんけん』の途中や尺が数十秒余ったら気候変動の話題を入れたい」と気合を入れた。
ほかに日本テレビの瀧口麻衣(26)、テレビ朝日の佐々木快、テレビ東京の藤井由依も出席。6人はNHK特番「1.5℃の約束 いますぐ動こう、気温上昇を止めるために」(9月27日放送予定)に出演する。今回の会見は気候変動の情報を集中的に発信する「暑すぎる夏を終わらせるWEEK」(9日まで)の一環で開催された。