俳優、平埜生成(33)が3日、自身のXを更新。放送中のNHK連続テレビ小説「風、薫る」(月~金曜前8・0=土曜は振り返り)で医師役を演じている平埜は、この日の放送で赤痢が発生した新潟の村へ対応のために向かうシーンに出演。その際の衣装姿のオフショットの画像を公開し、撮影時の素直な感想を述べた。
同ドラマは明治期にトレインドナース(正規に訓練された看護師)となり、看護師という職業の確立に大きく貢献した大関和さん、鈴木雅さんをモチーフに描く作品。Wヒロインの一ノ瀬りん(見上愛)と大家直美(上坂樹里)が看護の世界に飛び込み、〝最強のバディー〟となっていく姿を描く。
平埜はXに、この日の放送で登場した衣装姿の画像を投稿。当時の〝防護服〟に当たる白衣をびっちりと着こんで、布で口元を覆って野外で椅子に座っている姿。黒い大きな傘を右手で持って休憩している。投稿文では「#風薫る」「#汗は本物です」「#暑すぎました」とつづった。
★以下ネタバレあり
平埜が演じているのは新潟の大病院「黒川病院」の跡取りで、医師の黒川勝治役。りんとは帝都医科大学附属病院の外科勤務時代に医師と看護婦として一緒に働いた関係だ。
放送では、りんは心理的なトラウマのために看護婦を続けることができず、新潟で高越女学校の舎監として働いている。黒川はりんの看護婦としての能力を買っており、看護婦取締(責任者)としてスカウトするがりんからは断られている。
だがある日、黒川やりんがいる町から約2時間離れた村で赤痢が発生し、死者も出ており感染は継続中だ。村には緊急対応で医療関係者が集まりはじめており、治療に向かう黒川は町でただ一人、看護婦の経験のあるりんに同行を頼みに来る。
りんは当初、黒川の依頼を断るが看護婦養成所の教師、バーンズ(エマ・ハワード)の「あなたたちの手は、家族の数百、数千倍の人を助ける手なんです」という言葉が頭に浮かび、赤痢の流行する村に同行することにする。
黒川と同行する看病婦2人、りんが村に近づいて白衣を着用すると、それをみた荷車を引く手伝いをしていた男が恐れをなして帰っていく。黒川をはじめ一行4人は汗を垂らしながら、治療に必要な医療器具や資材、食料を載せた重い荷車を自分たちで運ぶ、といった、りんが看護婦に再度挑戦することになる重要シーンが描かれた。
平埜のX投稿に対し、「黒川先生、今日は神回でした」「黒川先生の汗、画面越しにもしっかり伝わりました。すごく暑そうでした。撮影がいまぐらいじゃなくてよかったです」「白衣と煌めく汗が眩しいっ!」「黒川先生、今日の回は始終うるうるしてしまいました」「相変わらず方言がお見事。りんと東京弁で話した直後に地元の人には柔らかい新潟弁。素晴らしい切り替えでした」といった声が寄せられている。
■平埜 生成(ひらの・きなり) 1993(平成5)年2月17日生まれ。東京都出身。2009年から8年間、「劇団プレステージ」に所属。舞台を中心にドラマや映画など幅広い役で活躍する。主な出演作は、映画では「劇場版コード・ブルー-ドクターヘリ緊急救命-」(18年)、「盤上の向日葵」(25年)など。テレビドラマでは「大豆田とわ子と三人の元夫」(21年、カンテレ・フジテレビ系)、「インビジブル」(22年、TBS)などに出演しているほか、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(17年)では徳川信康役を演じた。NHK連続テレビ小説は「風、薫る」のほかに「カムカムエヴリバディ」(21年度後期)、「虎に翼」(24年度前期)に出演しており、いずれも深い印象を残している。