RIZIN LANDMARK 14 in SENDAI(6日、ゼビオアリーナ仙台)第2試合はRIZIN MMAルール、5分3回(66.0キロ)。第7代RISEライト級王者で〝一撃JOKER〟の呼び名を持つ直樹(33)=FIGHTER’S FLOW=と、宮城県出身の〝剛拳ヘラクレス〟黒井海成(24)=BRAVE=によるストライカー対決。試合前は両者の打撃戦に注目が集まったが、闘いは1回から目まぐるしく局面が変わる、壮絶な展開となった。本大会はABEMA PPVで視聴できる。
ゴングと同時に、仕掛けたのは黒井だった。黒井は素早い踏み込みから早々にテイクダウンを奪い、直樹をグラウンドへと引きずり下ろす。上を取った黒井は強烈なパウンドを容赦なく叩き込み、直樹をケージ際に釘付けにして圧倒的な圧力をかけた。
さらに黒井は攻撃の手を緩めず、直樹の腕を捉えてアームロックを仕掛け、一本寸前まで直樹を追い詰めた。誰もが黒井の勝利を確信しかけたその瞬間、直樹が驚異的な粘りでこの絶体絶命の危機を脱出。
ここから潮目が一気に変わった。立ち上がった直樹は息を吹き返して猛反撃を開始。一瞬の隙を突き、直樹が放った強烈な左膝が黒井に突き刺さった。この一撃により黒井がふらつき、完全に動きが止まったところへ直樹が猛追。防戦一方となった黒井を見て、すかさずレフェリーが試合をストップした。1回3分37秒、どん底からの大逆転劇で、直樹が鮮烈な勝利を飾った。
試合後、歓喜に沸くリング上でマイクを握った直樹は、「入場から最高だったでしょ!『ナオキッズ』がめちゃくちゃ盛り上げてくれた。俺も有名になりたいけど、こうやって応援してくれる子供たちに夢を見せてあげたい。これからRIZINの大きい舞台でも、ナオキッズが活躍するのをみんなに応援してほしい!切り抜き動画とかどんどん上げて盛り上げてくれたらうれしいです!」と呼びかけた。
さらに「俺は本当にイロモノじゃなくて、MMAファイターとしてトップを目指してる。みんな、これからも『ジョーカー直樹』の応援よろしくお願いします!RIZINのジョーカーになります!」と絶叫。不気味な〝ジョーカー〟としてトップへ駆け上がるための、強烈な狼煙となった。
★RIZIN(ライジン)
団体によると、RIZINというタイトルには日本古来より伝わる雷(いかずち)の神である「雷神」と陽が昇る「rise(rising)」という意味が込められている。