春季関東地区高校野球大会2回戦(17日、山梨学院10-3水城=七回コールド、千葉県総合SC)山梨学院(山梨1位)が水城(茨城2位)にコールド勝ちした。試合後に吉田洸二監督がプロ注目の投打二刀流、菰田陽生投手(3年)の現況を明かした。
今週にブルペンでの投球練習を再開。回復が早く、当初の予定より2週間前倒しとなったといい、「回復力が他の生徒さんとちょっと違うみたいで。骨のくっつきが早いんですよ」と驚異の回復力に目を細めた。
菰田は3月の選抜大会1回戦の一塁守備で打者走者と交錯して負傷。左手首の骨折と診断されて2回戦以降は欠場し、チームは準々決勝で敗退した。
今回の関東大会は大事をとって出場しない方向で、この日はベンチメンバー入りせず、一塁側で応援に集中していた。
リハビリ開始から約2カ月。投手としての練習は一部再開している一方で、練習のメニューは走り込みなどの基礎的なものがメイン。復帰を目指して体作りに励む中で、身体的に成長していたことを指揮官は明かした。
「入部して身長が1ミリも伸びていなくて194(cm)だったんですけど、今は195・3。本人は伸びたくなかったみたいで、ベッド(のサイズ)もギリギリなんですよ」
順調にリハビリが進めば本格的な打撃練習の再開は6月中旬の予定。状態次第にはなるが、夏の大会中での実戦復帰を目指している。
吉田監督は「(ベンチに)入れない選手の気持ちを味わうことも、精神的な成長になる。(グラウンドでプレーできるのも、取材されるのも)当たり前ではないということを感じてほしい」と絶対的な中心選手である菰田のさらなる成長に期待した。